HOナローのレイアウトを作る~その4(建物を作る①)

朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。
お出かけもしたいですが、おとなしくレイアウトの製作を進めます。

 

 
山がひと段落したので今回から建物の製作に着手します。
建物を置く前にバラストを撒いた地面の続きを仕上げようかな?と思いました。
ですが、完成させた建物を配置して、そのスペースに合わせて地面を仕上げた方が楽できそうなのでストラクチャーを先に作ることにしました。

 

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製作記の初めに書いた通り、機関庫と詰所の2棟を作ります。
ストラクチャーの自作をしてみたい!というのが製作の動機ですが、初めてのことなので寸法の勘所が分かりません。
ということで、参考にしたのがこの3冊です。

 

詰所は以前に日本の古本屋というサイトで購入した「軽便鉄道 レイアウトの製作」に掲載されていた図面を。
機関庫の方はTMSの2020年3月号の駐泊所の製作記事の中で参考にしたと記載されていた1978年6月号にその図面が載っていたのでこれを参考にしています。

 

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スーパーの文房具売り場で購入した工作用紙に拾った寸法を書き込んでいきます。
詰所の窓枠はエコーモデルのパーツを使用したかったので、窓枠の寸法に合わせて建物の大きさを多少アレンジしました。
写真がありませんが、機関庫は参考にした図面そのままの大きさで作るとレイアウトに置けないので、奥行きを2/3程のサイズに縮めています。

 

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書いた図面の通りにデザインナイフで切り出します。
デザインナイフの刃は作業前に新品のものに取り替えておきました。

刃は消耗品と割り切っているので、少しでも切れ味が悪いな?と感じたらすぐに取り替えるようにしています。
このようにすることでいつでも綺麗にスパッと切り出すことができます。

 

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工作用紙から切り出した部品には経年劣化の防止になるかな?と思い軽くサフを吹いてからエコーモデルのSTウッドを切り出して貼り付けます。
詰所は下見板にしたかったので下見板用STウッド2.5mm幅を使用し、付属の治具を利用して貼り付けていきます。

 

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貼り付け終わりの図。
STウッドは薄い木が薄い紙に貼り付けられた素材なので、簡単に木造の雰囲気を出すことができて気に入りました。

 

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詰所が下見板なら機関庫は羽目板にしてみよう、ということでSTウッド(タテ目)を2.5mm幅で大量に切り出して貼り付けます。
(後から気が付きましたが、下見板用STウッド2.5mm幅を使えば、STウッドの千切りを作る必要は無かったかもしれません。)

 

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機関庫の内側になる部分は外から見えるので簡単に骨組みを再現することにしました。
まずは2㎜角のヒノキの棒を貼り付け。

 

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STウッドを並べて羽目板の表現。

 

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最後に厚さ1mm×幅2mmのヒノキの棒で斜めに補強を入れたらそれっぽくなってきました。
斜めの補強は雰囲気が出れば良いかな?と思って進めたので実例が無いかもしれません(笑)

 

順調に進んでいるのでこの調子で進めていきたいところです。

 

(つづくー)