Oナローの運転盤を作る~その2(完成)
あっという間に12月ですよ。
月並みですが、一年って早いねぇ。
前回までにレールの敷設が終わっているのでその続きです。
まずはレールの側面を塗装するため、台枠をマスキング→マホガニーのサーフェイサーを側面から吹き付け。
塗料が乾いたら、レールの頭頂部についた塗料は割りばしに貼り付けた1500番の紙やすりでそっと撫でて落とします。
この時、あまり力を入れるレール側面の塗料も紙やすりに引っ掛かって剥がれてしまうので力加減に注意しました。
次はバラスト。
モーリンのHO準幹線用を使ってみました。
枕木が埋まらない程度の高さに撒いて、KATOのバラスト糊をスポイトで落として固定。
本当は土に埋もれた線路にしようと思ったのですが、これはまたいつかの課題ということで。
んでもって地面。
新しいことがやってみたかったので、今回はモーリンのリアルサンドとマットメディウムを混ぜて、土の表現をしてみようと思います。
このタイミングで、地面を作ってからバラストを撒いた方がバラストと地面の境目が自然な感じになったのにな…と気が付きました。
今更なことですが、実物は地面があるところにレールを敷いているので、模型でもその順番で作った方がより実感的になるよね?と。
気を取り直して作業を進めます。
説明書に従って、100円ショップで買った紙コップにリアルサンドとマットメディウムを目分量で同量ずつ入れてかき混ぜます。
砂がダマにならないようによくかき混ぜてペースト状になるようにしておきます。
かき混ぜ終わったら筆で地道に塗っていきます。
先ほど作ったペーストを筆先で拾ってそれを置くように塗ると塗りやすかったです。
筆先に付けたペーストの量で地面の凸凹も再現できるので適当に変化を付けてみました。
マットメディウムの説明書には完全に乾くまで72時間との記載があったので、塗り終わった後はしばらく放置。
完全に固まると、つや消しで落ち着いた色合いになり、しっかりと土台に密着して固まるので、次作にもこの方法を採用してみたいと思います。
最後は手元にあったパウダーやフォーリッジを適当に撒いて緑化。
茶こしを使ってまばらに撒いて、土の部分がチラッと見えるようにしておきました。
Oナローとほぼ同じである1/43スケールのミニカーをストラクチャー代わりに置いて遊べるかな?と思い、土の部分を少しだけ残してみました。
これにて、完成。
こういうの欲しかったんだよね!とずっと考えていたことが実際に形にできて嬉しいです。
先日完成させたレールトラックを走らせて眺めているだけでも十分楽しめるので満足しています。
走る場所ができたので車両を少しずつ増やして色々走らせて遊びたいですね。
流石にレールトラック1両だけでは寂しいので、機関車やそれに繋げるトロッコなど、積みキットを消化したいところです。
(ですが、年末からは来夏まで続く研修が始まるので、果たしてどれだけ時間が取れるのだろうか?)
※おわり