猛暑はあっという間に過ぎ去って蒸し暑くないまま9月になりました。
今年も残り4か月を切りましたね。
お陰様で平穏な日々を過ごすことができているので、このまま無事に終われるようにいきたいと思う今日この頃です。
さて、Oナローの展示台作りの続きです。
前回までにトタンの小屋が未塗装完成しているので今回からは2棟目、メインの機関庫に着手します。
機関庫は「庫」と「詰所」を別々に作り、最終的にその2つを合体させて「機関庫」とする構成にしました。
詰所を先に完成させて、それに合わせて庫を作ろうという作戦で進めていきます。
というわけで、まずは詰所から。
材料を切り出していきます。
柱はヒノキの3㎜角材から。
建物の外壁は下見板にしたいので、エコーのSTウッドを3.5mm幅に切っておきます。
型紙の幅よりも長めに切り出したのは、接着した後に余白をカットした方が楽にそして綺麗にできる気がしたからです。
型紙に切り出したSTウッドを等間隔で貼るための補助線を描いて、
STウッドを型紙に貼り付けていきます。
接着には速乾アクリアのスティックタイプを使いました。
接着剤が出てくる部分が1mm径くらいの細い口になっているので、このような幅の細い素材を効率よく貼り付けていくことができました。
便利だから常備しておこう。
ボンドが乾いたら型紙に沿って余分はSTウッドをカットします。窓や扉周りは1mm厚のバルサ材を適当にカットして枠を表現してみました。
型紙の裏側に予め切っておいた柱用の角材を接着して箱に。
良い感じになってきました。
屋根の準備も。
屋根用の型紙に1mm幅で切り出したプラ材を接着し、こういう屋根あるよね?という感じにしてみました。
紙にサフを吹けばプラも接着できるようになるのは便利な技ですね。
屋根を詰所に接着。
下見板の断面が見えていた部分は、1mmのヒノキ角材を切り出して接着して目隠しと柱の表現を兼ねてみました。
窓や扉はアルモデルの真鍮エッチングパーツを塗装後に嵌めるので、一旦この状態で仮完成とします。
そう言えば、ストラクチャーを自作するにあたり、角材をたくさん切るのは面倒だな…と思っていたのですが、実際にやってみると簡単ですね。
基準となる1本を切り出して、あとはそれを定規代わりにしてどんどん切っていくだけなので思ったよりも時間と労力は掛からないものだな、と。
切り出して紙やすりで長さを調整するのに慣れれば1本あたり5分くらいでできるようになりました。
案ずるより産むが易し、な発見でした。
詰所がある程度の形になったので、次はメインの庫を作っていきましょう!
(続く)
※以下、余談。
以前から探し続けていたキットを偶然にも手に入れることができました。
アルモデルのフェルトバーンタイプBタンク、Oナローに手を付けて色々見ている中でこの存在を知った時にはもう入手できないだろうな…と諦めかけていたものです。
OナローのSLはこれとあとはトーマさんのコッペルとドコービルが欲しいので、そのうちの一つが手元にやってきたことが今でも信じられません。
展示台作りが終わったら作ってみようかな。