草軽電鉄の混合列車(その1~デキ12編)

5月も1/3が過ぎました。
晴れて今日はちょっと暑いなと思った次の日には雨が降って冷え込んだんでみたりと落ち着かない日が続きます。
この時期は爽やかで過ごしやすい日が続くというイメージを持っていたのですが意外とそうではないみたいですね。

 

 

さて、今回からは新たなキットに手を付けることにします。
自由形ばかり作っていますがたまには実在したネタもやりたいよねってことでワールド工芸の草軽電鉄です。
当然、実物を見たことはありませんが、写真で見て作ってみたいなぁと思いキットを積んでいました。
機関車(デキ)と客車(ホハ)と貨車(ホト)を1両ずつ、この3両で混合列車を仕立てていくことにします。

 

まずは機関車から。
これが無いと始まりませんからね。

 

説明書をよく読んでどこから組み立てていくか一通り考えてから作業を始めます。
プラモデルなどのように①から始まって…という形式の説明書ではないので、適当に組み立て始めると行き詰まるかもしれません。
慣れれば楽しいのですが、初めてだとハードルが高いかもしれません。
そこが楽しさでもあり難しい部分でもあり。。。

 

説明書とパーツを見比べつつパーツを切り出して車体が完成。
組み立てが楽しくて作業をどんどん進めた結果、途中の写真を撮り忘れてしまいました。
骨格となる「車体」の部分を先に組み立て、そこにボンネットや窓枠、屋根などのパーツを取り付けています。
パーツの板厚が薄いのでハンダゴテを当てる時間が長いとその熱で前に取り付けたパーツが外れてしまうので、必要最小限のハンダ付けを心がけるようにしました。

 

説明書をよく読んで作業を進め、あっという間に下回りも完成。

 

裏側から見るとこんな感じ。
この状態で線路の上に置いてスムーズに転がることを確認しておきます。
特に何も調整することなく、滑らかに走るのでよく考えられた設計だなと感じました。
別で組み立てたモーターは塗装後に組み込みます。

 

最後にパンタグラフの組み立て。
こんなに細いパーツ、本当にハンダ付けで組み立てられるのか?と不安しかありませんでした。

 

しかし、実際にやってみると意外と簡単に出来上がりました。
限界まで小さく切り刻んだハンダと塗れたかどうか怪しいくらいほんのうっすらとフラックスを流しすことを意識してみたところ、独特な形のパンタグラフがスッキリと組み上がりました。
完成したパンタと残っていた手すりやライトを取り付け塗装できる状態へ。

 

一旦分解し、洗浄。
プライマーサーフェイサー→黒と塗装を進め、インレタを貼り付けたら表面保護につや消しクリアーコート。
ライトには銀、ホーンには金を筆塗りし、最後に運転台の窓ガラスを入れて完成。
ちょっと粗はありますが、どうせ真っ黒に塗るのでそんなに目立たないはず!と割り切っています。

 

独特の形をしている小さな電気機関車
1週間ほどで形にすることが出来ました。

 

最後に動画を。
スローもよく効いてスムーズに走るのでお気に入りの1台になりました。

 

引き続き、機関車に牽かせる貨車と客車を作っていくことにします。