軽便鉄道のレイアウトを作る~その3

レールを敷き終わり、テスト走行を難なくクリアできたので地面作りを進めていきます。

 

 

地面の表現はいつものタミヤの情景テクスチャーペイントです。
塗るだけで簡単に地面が出来上がるので重宝しています。
使ったのはそのシリーズの一つであるライトサンドですが、買ってきたものをそのまま塗ると砂漠になります。
そこで、タミヤのアクリル塗料(デッキタン、ライトグレイ)を適当に混ぜて土っぽい色合いに調整してから全体に塗っています。

 

お次はバラスト撒き。
モーリンのNゲージ用のグレーのバラストを撒き、カトーのシーニックセメントをスポイトで流し込んで固定しています。
以前はバラストの固定にカトーのバラスト糊を使っていたのですが、乾燥すると艶々で雨に濡れたような感じとなるので使うのをやめました。
シーニックセメントであればバラスト糊と同じように使うことができ、かつ乾燥後はつや消しとなるので最近はずっとこちらを使っています。

 

ここからは踏切の作成です。
以前作ったストラクチャーの自作用にストックしていた幅2mm×厚さ1.5mの棒材を枕木くらいの長さで切り出し、並べて接着。
これが踏切の渡り板となります。

 

クレオスのウェザリングカラーのステインブラウンを2~3回ほど塗り重ねて渡り板を染め、線路に接着。

 

渡り板の前後は道路の部分と馴染ませるように粘土を盛りつけ。

 

最後に先ほど使った情景テクスチャーペイントを、新たに粘土を盛った部分へ塗って一旦完成。
踏切周辺の標識や柵の取り付けがまだですが、これはまた後の工程で行う予定です。

 

一方、こちらは同時並行で進めているもう一個のレイアウト。
バラストを撒く前にホームを設置したいので、ホームと駅舎の土台を端材とバルサ板で作成して仮置き。

 

レイアウトを走る一番大きな車両となりそうな猫屋線の気動車を置いてバランスを見ているところです。
画像ではホームと車両の隙間が開きすぎているように見えますが、実際に見た感じでは違和感が無いのでこれで進めていくことにします。

 

土台の側壁はプラ材とバルサ板を現物合わせで切り貼りして作りました。
ホームの土台がプラの部分は最初からコンクリートでできていたところ、木の部分は後にホームの長さを伸ばした、というのを表現してみました。

 

 


今回はここまでです。
地面の基礎的な部分は出来上がってきたので次回からはストラクチャーの製作に入りたいと思います。