ナローの運転用レイアウトを作ろう~その2

少しずつ作成を進めている運転用レイアウト。
HOナロー版とOナロー版の2枚を同時並行で進めているので作業量が多いですがここまでの進捗をまとめておくことにします。

 

 

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パネルの表面にはホームセンターで見つけた4mm厚のコルクシートを貼り付けました。
パネルの上に直接レールを敷くと、走らせたときにゴーっと響く音が気になってしまうのでその防止のためです。
以前作成したものでは100円ショップで売っていた2mm厚のものを使ったのですが、それだと防音効果が低いように感じられたのでホームセンターで見つけたこの厚さを使ってみることにしました。
コルクシートはパネルの大きさに切り出し、両面テープと木工用ボンドを併用して接着しています。

 

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側面と裏面にはニスを塗っておきます。
経年でパネルが反るのを防ぎたかったのと土台を暗めの色にしておくことで見た目が引き締まる感じがするので。
この辺りはお好みで省略してもいいと思います。

 

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レールをパネルに固定し、地面の下地を塗ります。
まず、フィーダーを設ける部分に穴を開け、レール1周分をジョイントでつないでパネルの上に置いて様子を見ます。
良さそうだったらセメダインのスーパーXワイドで接着し、更に補強を兼ねて枕木に適当な間隔で穴を開けた穴にレール固定用の釘を打って固定しました。
フレキシブルレールの枕木がプラ(ポリプロピレン?)なので、その素材に使えるスーパーXワイドを採用しています。

 

地面の下地にはポポンデッタのジオラマ下地用塗料2色(マットアンバー、ダークグレー)を適当に混ぜて使っています。
コルクそのままでもいいような気がしましたが、下地を塗っておいた方がその上に塗る塗料が塗りやすくなるので使ってみました。

 

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下地が乾いたら地面の塗装を始めます。
お手軽に不自然になりすぎない雰囲気が出せればそれで良し、というのがテーマなのでタミヤの情景テクスチャーペイントでささっと塗っていきます。
この写真の状態ではエンドレスの内側が塗りたてで乾いていないのでつやつやです。

 

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エンドレスの外側はダークアースそのまま、内側はライトサンドをそのまま塗ると砂地というよりも砂漠になってしまうのでアクリル塗料のグレーを混ぜて少し彩度と明度を落としたものを塗っています。
エンドレスの外側は全体的に緑化するつもりなのでその下地として、内側は線路の周辺だけ緑化したいのでこのような配色としました。

そう言えばレールを塗装していないのですが、単に面倒だったからです。

あとは走行専用と割り切っているこのレイアウトではレールが銀色のままであってもそこまで気にならないと思ったからです。

 

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さて、お次はバラストを撒いていきます。

まずはHOナロー版から。
ちょっと試してみようと思い、TOMIXとモーリンの似たような色合いのバラストを混ぜ、それを希釈したスーパーフィックスで固定してみました。
すると乾燥後は写真のような色合いに。
乾燥する前はライトグレーで良い感じの雰囲気だったのですが、乾燥後はTOMIXバラストが黒っぽくなってしまい不自然な感じになってしまいました。
試すのであれば枕木2本分くらいの小さなスペースでやればよかったのですが、まぁ大丈夫でしょと思って作業を進めたらこのような結果になってしまいました。

 

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固まってしまったものを剥がして撒き直すのは面倒なので塗装して誤魔化した結果がこちら。
使ったのはクレオスのウェザリングカラー(マルチグレー)です。
色々と試してみたところ、ウェザリングカラーを使えば明るい色のバラストの粒が暗めの色に染まり、落ち着いた感じになってくれそうなことが発見できました。

当初の狙いよりもちょっと色合いが暗くなった感がありますが、これにてリカバリー完了です。

 

バラスト撒きでちょっと回り道をすることになりましたが、ある程度の目途は立ったのでどんどん進めていきたいと思います。

 

(続く)