Oナローのレールトラックを作る(後編)

レールトラック製作の続きです。

 

 

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前回で生地が完成したので塗装していきます。
金属製の車体なのでプライマー成分も入ったタミヤのスーパーサーフェイサーを一吹き。

 

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パーツごとに塗装して仮組みしてみます。
キャブは最近お気に入りのタミヤのインターミディエイトブルー→マスキングしてラジエーター周りは銀。
荷台はクレオスのタン→板を留める金具の部分を残してマスキングしてクレオスのジャーマングレー。
足回りは同じくクレオスのジャーマングレーで塗装しています。

 

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塗料の感想を待っている間に積荷も塗装。


クレオスのアクリジョンで適当な色に筆塗りして、乾いたら艶消しクリアーを吹いて艶を整えます。
塗装後、ゴム系接着剤で床板(凹形の板)に積み上げていきます。
一個だけ床に積めないのでこれはパワトラの上に軽くゴム系で接着しました。
後々のメンテナンス性を考慮して、積荷は荷台に置いてあるだけにしておきます。

 

こっそりと丸太が増えていますが、これは「レンガ・土のう・バリケードセット(タミヤの1/48MMシリーズ)」から持ってきました。
丸太は茶色で塗った後、タミヤのスミ入れ塗料ブラウンをその上に軽く塗っておきました。

表面のモールドにいい感じに濃淡がついて簡単にそれっぽく表現できたので気に入っています。

 

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良い感じに積み上がりました。

 

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タミヤウェザリングパステルでこってりと汚し、別で塗装しておいたワイパーとドアノブ、エコーモデルの窓ガラスを切り出して貼ってめでたく完成!

ウェザリングパステルは、艶消しクリアー→ウェザリングパステル→艶消しクリアーとクリアーの層で挟むすることで、しっかりと定着する上に簡単に汚せるので楽しいですね。。
楽しさが先行してちょっと汚しすぎたかもしれません(笑)

 

完成した模型を眺めていたのですが、何か物足りないぞ。。。

 

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そう、気になったのは無人の運転台。
スケールが大きいせいか、空っぽの運転台がやたら目立つんように感じます。


気になったら夜も眠れない…ということはありませんでしたが、ちょっと探すことにしました。

探した結果、タミヤフォルクスワーゲン(これもタミヤの1/48MMシリーズ)に付いている運転手がちょうど良く乗ることが分かったので転職させます。
元が軍人さんなので、アクリジョンで適当に塗装してどこかにいそうな作業員風にしてみました。

 

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運転手を乗せて今度こそ本当に完成です。
人の姿があることで、活き活きとして見えるようになったと思います。
写真はモノトーンで撮って遊んでいた時の一枚です。

 

自分にしては珍しく、手を付けてから1週間ちょっとで完成。
コテコテに作りこむのも面白いですが、程々なディテールであっさりと作るのも楽しいですね。


もっと色々と作りたくなってきたので、積み上げた罪庫の消化に励むことにします。

(でも、年末からしばらくの間、忙しくなりそうなんだよなー・・・)