急にググっと冷え込んできました。
近所のイチョウ並木も一気に黄色くなってきて冬が近づいてきた感じがします。
さて、以前からやりたいと思っていたOナローにちょっと手を出すことにしました。
でもなんで急にOナロー?
JAMや軽便祭といったイベントで展示されている作品を実際に目にして、軽便「じゃない」ナロー(→つまり、産業系?)をやるならこの大きさがいいな!と思ったのが一番のきっかけです。
その後、ちょこちょことキットを買い集めていたのですが、今回はさくっと完成できそうなアルモデルのレールトラックを作ることにしました。
(Twitterで改造しているのを見かけて作りたくなったのもレールトラックにした理由の一つです。)
キットの封を開けて、説明書読んでちょっと考えて、半日程度で形になりました。
何も考えなければ1~2時間程度で未塗装完成できると思います。たぶん。
気になった部分はちょっと手を加えています。
キャブや荷台、床板などは部品同士をツメで差し込んで折り曲げて固定する構成になっています。
このおかげで接着しなくても組み立てができるようになっています。
が、そうすると折り曲げたツメが飛び出ているのが気になるのと強度が不安になりそうです。
なので、ツメを差し込む部分にハンダを流して、しっかりと固定しました。
ついでに、ツメの周りの穴もハンダで埋めて削ってスッキリと。
キャブの屋根や床板の断面など、組んだ時にエッチングの断面が表に出てくる部分は400~600番の耐水ペーパーで磨いて真っ平に。
エッチングの断面をやすり掛けで落とすことで横から見るとちゃんと一枚物の板になって見た目がスッキリします。
動力は天賞堂のコアレスパワートラック26Pを使用しました。
キットの説明書では従来からある方のパワートラックがしていされていますが、その後継品です。
従来品とほぼ同じ寸法なので、上に飛び出る集電板を囲う枠の部分と車軸の両端を切り落とすだけですんなりと取り付けられました。
荷台が空っぽだと丸見えになってしまう動力ユニットは荷物を積んで隠したいなと思いました。
そこでタミヤの1/48ミリタリーシリーズで出ているジェリカンセットから適当に見繕って積載。
積荷があると雰囲気が出てくるので楽しくなってきました。
運転台と椅子も作っておきます。
と言っても、ランナーから切り出して折り曲げるだけです。
ここまで来ると運転手も欲しいですね。
ちょっと探してみようかな?
白い板はプラ板から切り出した荷台の内側に嵌める床です。
この床の上に先ほどの荷物を接着して積荷を床ごと外せるようにしておきます。
このようにしておけば荷台に直で積荷を接着した時よりも分解しやすくなるので、後々動力のメンテナンスがしやすいかな?と。
このあと、台所用の中性洗剤で綺麗に洗って塗装に備えておきます。
(続く)