三重交通松阪線の機関車と客車を作る(4・完成)

前回の更新から1か月以上空いてしまいましたが、ようやく完成しました。

 

 

塗装を進めていきます。
いつものようにクレオスのプライマーサーフェイサーを塗って下地作り。
うっすらと何度も塗り重ねることを心掛け、見た目がシャキッとした仕上げを目指していきます。

 

機関車は全体をクレオスの暗緑色(三菱系)で塗った後に半光沢のクリアーを塗装。
その後、屋根だけ残してマスキングして軍艦色(2)→つや消しクリアーの順で塗っています。
ここには写っていませんが、床板と台車枠はニュートラルグレー、パンタグラフとヘッドライトはガルグレーで別に塗っておきました。

 

客車は車体の下半分位に軍艦色②→つや消しクリアーの順に塗り、台枠とトラス棒をマスキングして全体にキャラクターフレッシュ(1)。

 

乾いたら上半分をマスキングして暗緑色(三菱系)で塗装。
クリーム色の部分のマスキングのみ剥がして半光沢のクリアーを塗って車体の塗装は完了しました。
手に入りやすい塗料で調色無しに三重交通色を再現できないかな?と思っていたのですが、上手くいってくれました。


ところで、客車の方は一度塗装を全て落としてやり直しています。
この画像に移っているのはそのやり直し後のもの。
最初に塗った時はマスキングをちょっと大雑把にやりすぎて塗り分けのラインがガタついていたり、発色が悪いキャラクターフレッシュを厚塗りしすぎたせいでぼってりとした感じになってしまいました。
走れば分からないかな?と思いましたが、見れば見るほど気になってくるようになったので思いきって塗り直すことに。

 

塗装を落としたはいいものの、今度は毎週のようにやってくる台風のせいで天気が悪くなかなか塗装ができず、結果として完成まで時間を要することに。
塗り直し後の方も気になる部分が無いことは無いですが、妥協できる部分なので作業を進めていくことにしました。

 

塗装が終わり、残っているパーツと窓ガラスを取り付け、屋根と車体と床板をネジで合体したら完成です。
車番は入れたかったのですが、ちょうどいい感じのものが見つけられなかったので今回は省略しています。

 

客車を塗りなおしている間に組み立てを終わらせていた機関車と編成に。
電気機関車と木造ダブルルーフの客車の凸凹感は眺めているだけでも面白いですね。


そう言えば、機関車の前面にはYAMA模型の近鉄モニ220のキットに付属している「近鉄ナロー行先板」に入っていたものを両面テープで貼り付けています。
行先板を取り付けたことで、正面から見たときになんとなく引き締まって見えるようになったかな、と。


だいぶ時間が掛かってしまいましたが、無事に完成まで辿り着くことができてよかったです。
近鉄系ナロー、まだ控えているネタがいくつかあるので追々手を付けていきたいと思います。