軽便鉄道のレイアウトを作る~その1

以前に「運転用」と称して板にレールを敷いて地面を作っただけのレイアウトを作りました。
理由は地面にストラクチャーや小物を並べて立体的にしてしまうと、今の住環境では保管が難しいと考えたからです。
そのレイアウトで時々遊んでいるのですが、やっぱり殺風景すぎて物足りなくなってきました。

 

やっぱり、適当に建物を配置したレイアウトが欲しい。

だけど、収納する方法はどうしようか?

そのことで少し悩んでいたところ、その問題を解決するアイデアが降ってきました。
思い立ったが吉日ということで、レイアウト製作を始めることにしました。

 

 

収納問題を解決できたのは、よく行くホームセンターでこのケースを見つけたからです。
カインズで売っているキャリコオレア浅型というもので、サイズは幅40cm×奥行74.7cm×高さ19.5cmです。
本来はベッドの下の空間を収納スペースとして利用することを狙った箱ですが・・・

 

TOMIXのコンビネーションボードA(60cm×30cm)がいい感じに収まりました。
ホームセンターで別件の買い物をしているときにこのケースを見つけ、もしかして?と思いやってみたところ、狙い通りの結果となりました。

 

レイアウトを作る土台、完成したらしまっておく場所、この2つが決まったので早速プランを考えていくことにします。
いくつかあった案の中で、HOナローで軽便鉄道の車両、例えば猫屋線などが似合う感じのレイアウトが欲しかったので、その方向で検討を進めます。
と言っても、板の大きさが限られているのでこんな感じのシンプルな楕円形かな?とフレキシブルレールを適当に曲げて置いてみたのがこのプランです。

 

先ほどのものより、カーブの半径を少し大きくして、ささやかなS字カーブを入れて変化をつけてみるのもありかな?と考えたのがこのプラン。
この時点でどちらも捨て難いなと思うようになり、また、線路を置いて適当に車両を並べて眺めているとそれぞれの案で違う風景が見えくるようになりました。

 

思い浮かべた風景をどちらも作ってみたくなったので、ボードを1枚追加することに。
そして、下準備としてボードの表面以外の部分にウレタンニスを塗っておきました。

 


線路の配置が決まり、作りたい風景も固まったので、それに合わせて地面の土台を作っていきます。
2㎜厚のバルサ板を切り出して、線路や道路、ストラクチャーの配置に合わせて両面テープで固定しました。
これだけだと全く分かりませんが、長閑な田園風景とするつもりです。

 

切ったり曲げたりしたフレキシブルレールをジョイナーで接続し、それをボードにスパイクで固定。

軽く試運転してみたところ、全く問題なく走ってまずは一安心。
ここまでできた時点で、いよいよレイアウト製作が始まるなという感じがしてきました。

 


もう1枚の方はこんな感じに。
こちらは駅を配置してその周辺に建物をごちゃごちゃと並べてみようかな?と。

 

 

なかなか作業時間が確保できない日々が続き、実はここまででほぼ1ヵ月を費やしました。

ちょっとペースが遅いですがこればかりは仕方のないことなので、少しずつ気長に作っていくことにします。